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〈選択肢を増やしたかったの話〉代表理事 坂本 直子

更新日:3月1日


「なんで人材バンクを立ち上げようと思ったんですか?」

とよく聞かれます。

「コミスクが始まるのを見越してですか?」


というのも多い質問です。違うんです。 コミスク(コミュニティスクール)の名前をまだ知らない時に 子どものための人材バンクの構想は生まれました。 PTA会長時代に感じた

「保護者には、なんとまあ素晴らしい大人が多いんだろう!」 という驚きがきっかけです。仕事や知識、子どもへのまなざし等を 子どもたちのために生かしてもらうことができないかと思い、 PTAの中で人材バンクを立ち上げようとしていました。 でもコロナ禍に阻まれ断念。 そんな折、「それなら町内対象でやったらいいんじゃない?」 という声掛けに触発され、作ってしまいました。 さて、私の話ですみません、、。 子どものころ、私の周りには両親以外の大人がいませんでした。 どちらかというと両親が他の大人を避けていた感もあります。 親が敷くレールを信じて歩いていくしか道がありませんでした。 どうしても譲りたくない将来への希望でさえ、

両親の言葉の前ではあっというまに幻となって消えていったことを、 今でも鮮明に覚えています。 自分が大人になってから、世の中にはたくさんの仕事、勉強、生き方が あることを知りました。その中には「私がやりたかったのはこれだ!」 という仕事があることを知って、愕然としました。 もっと早く知っていれば違う勉強をしてその仕事に近づけたかもしれない。 違う扉を開けたら沢山の選択肢があることを 「知る」チャンスだけでも欲しかった! なぜ誰も教えてくれなかったんだろう!と何度思ったか知れません。

子ども達にはいろんな大人に出会ってほしいです。 そして、いろんな生き方があること、いろんな個性、考え方が存在していて、 それはどれも間違いではなく、自分らしい生き方を選択できる権利が あることを知ってほしい。 葉山の魅力あふれる大人たち一人一人が、 子どもたちの選択肢のヒントになれることを願っています。



発足して1年。ようやく少しずつ名前も売れてきました(笑) (学校や役場に電話した時に「ん?だれ?」みたいな対応が少なくなってきました。) でも、まだまだ「謎多き団体」でもあります。 ブログという形で私たちの活動や思いをお伝えしてくことにしました。 つたない文章ではありますが、読んでいただければシアワセです。(坂本)













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